会社や組織に忠誠を尽くすのではなく食い物しろ

日産の経営陣報酬ユニクロの柳井さんの高所得ランキングを知ったことで、やっぱり日本の会社員は社畜だなと実感した。日本経済界は人真似で起業する傾向が強く、同業他社の競合企業同士で利益を削りあっている。その結果社員への還元率は生かさず殺さずの江戸時代さながらの水呑み百姓のごとく水準である。一方の経営陣は天井知らずの報酬が濡れ手に泡の大盤振る舞いである。

TVで高千穂峡のサービス料金が3倍になったという報道があった。観光客の増加に抑制をかけるためだという。これは変な考え方であることをお気付きだろうか?需要があれば利幅を拡げるのは当たり前である。しかし、客足に抑制をかけるために値上げするという思考方法は間違いである。

社員の生活や生命を他人も会社も安全と安心を保証してくれない。ましてや安定した状態など期待できない世の中になっている。いい加減、就職することなど止めて独立して生きる方策に踏み出した方がいい、と気付いたほうがいい。企業は社員を食い物にしている。日産やユニクロが特別ということではなくどの企業もそうである。ならば、勤めている間はせめて会社を食い物にしたほうが得策であるし正義である政治家でさえ税金を国民を食い物にして税金をすすっているんだから。